フロイド・メイウェザー年収370億円でアスリート歴代1位 アスリート年収ランキング2015フォーブス誌
現地時間5月2日にフィリピンの英雄マニー・パッキャオ(36)との世紀の一戦で接戦の末の判定勝利を獲得し世界が注目した48戦48勝の生きる伝説、ボクシング5階級王者のフロイド・メイウェザー・ジュニア(38)が、米経済誌フォーブスの調べにより、2015年度年収3億㌦(約370億円)を記録し、アスリートの年収歴代No1の座を獲得し、世界のスポーツ史にその名を刻むこととなった。
このランキングは、2014年6月から2015年5月までの1年間で集計されるフォーブス誌の恒例ランキングとなっており毎年世界の注目を集めている。
2位には勿論マニー・パッキャオ、3位クリスティアーノ・ロナウドと実力とタレント性を兼ね備えたスター達がランクインしている。それでは「アスリート年収ランキング2015」を8位まで詳細に見ていきたい。
✞目次リスト
1位:フロイド・メイウェザー・ジュニア (38)
年収3億㌦(約370億円)広告収入1500万㌦
出典:forbes.com
フロイド・メイウェザー・ジュニアは、300億㌦(約370億円:6/11の為替レート1㌦=123.64円で計算:以下同)を稼ぎ出して2015年度のアスリート年収一位と共にアスリート年収歴代No1となる偉業を達成。
以前までのアスリート年収歴代No1は、ゴルフのタイガー・ウッズの持つ2008年度に記録した1億1500万㌦が歴代一位であったが、それを2.5倍以上遥かに上回る3億㌦の達成に世界中が驚いている。
メイウェザーは、2012年に内縁の妻へのDV容疑で90日間の禁固刑が確定、刑務所に収監された為にコマーシャル収入は昨年2014年度は0㌦、今年は年収3億㌦の内わずか1500万㌦に留まっている。
5月2日のマニー・パッキャオ戦に向け、高級時計メーカー「Hublot(ウブロ)」やファーストフード「バーガーキング」などの企業の広告と提携。
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2位:マニー・パッキャオ(36)
年収1.6億㌦(約197億円)広告収入1200万㌦
画像:ibtimes.co.uk
マニー・パッキャオは、フロイド・メイウェザー・ジュニアとの2015年5月2日の世紀の一戦で1億2500万㌦のファイトマネーを手にし、昨年2014年11月のクリス・アルギエリ戦で2300万㌦のファイトマネーを手にし合計1億4800万㌦のファイトマネー、さらにナイキを始めとする企業の宣伝による広告収入が1200万㌦、合計で1億6000万㌦(約197億円)が内訳となっている。
3位:クリスティアーノ・ロナウド(30)
年収7960万㌦(約98億円)広告収入2700万㌦
画像:nehandaradio.com
クリスティアーノ・ロナウドは広告収入が2700万㌦と比較的多い。
またフォーブス誌による調査では、Facebookで1億200万フォロワー、Twitterで3500万フォロワーを獲得、「世界で最も人気のあるスポーツ選手」としてSNSでアスリートとして世界1位のフォロワー数を獲得している。
4位:リオネル・メッシ(27)
年収7380万㌦(約91億円)広告収入2200万㌦
画像:bleacherreport.com
メッシは、FCバルセロナとの2018年までの延長契約を締結。
米経済誌フォーブスによると、毎年5000万㌦(約60億円:レートにより変動)の年俸がFCバルセロナから約束されている。
今年は年俸プラス獲得賞金で5180万㌦、広告収入が2200万㌦で年収7380万㌦(約91億円)を稼ぎ出した。
5位:ロジャー・フェデラー(33)
年収6700万㌦(約82億円)広告収入5800万㌦
画像:theguardian.com
テニスのロジャー・フェデラーの年収の内訳は、広告収入が5800万㌦に対して獲得賞金/給料がわずか900万㌦となっており、圧倒的にコマーシャルによるスポンサー収入が大きい。
ナイキ、ロレックス、クレディセゾン、メルセデスベンツなどとスポンサー契約している。
6位:レブロン・ジェームズ(30)
年収6480万㌦(約80億円)広告収入4400万㌦
画像:gq.com
アメリカで絶大な影響力を誇る伝説的選手レブロン・ジェームズは、現代のマイケル・ジョーダンと言えるかもしれない。
英国ウィリアム王子とキャサリン妃が昨年12月に訪米した際にも、「ブルックリン・ネッツ対クリーブランド・キャバリアーズ」を観戦し、代表してレブロン・ジェームズがキャサリン妃と面会した。
なおこの際にキャサリン妃に肩を組んで記念撮影してしまったことが物議を醸し、英国王室がこのことに関して「問題は無かった。」とコメントを発表する異例の事態に。
アメリカで最も影響力あるアスリートと言っても過言ではない存在なだけに広告収入は4400万㌦(約54億円)を記録。
ナイキ、マクドナルド、サムスンなど有名企業とスポンサー契約をしており、大流行しているBeats by Dr.Dreヘッドホンの広告にも出演、
またNBA選手がモデルとして出演するファッションショーもレブロン・ジェームズが主催した。
レブロン・ジェームズのナイキのサイン入りシューズは、3億4000万㌦(約419億円)の売り上げを2014年度に記録、現役選手としては最高の売上額となっている。
なお余談だが、現役引退して15年以上経つマイケル・ジョーダンは、エア・ジョーダンで毎年それを超えるの売上高を記録しており、2012年には25億㌦(約3000億円)を記録。フォーブス誌によるとマイケル・ジョーダンの推定総資産は10億㌦(約1230億円)、世界長者番付1741位にランクインしているという。なお最低でも1兆8900億円以上の総資産がないと世界長者番付の50位にランクインすることは出来ない。
参照元:ESPN
7位:ケビン・デュラント(26)
年収5410万㌦(約66億円)広告収入3500万㌦
画像:slamonline.com
2010年からのオクラホマシティ・サンダー との合計8500万㌦(約105億円)の複数年契約は、2015-16シーズンで最終年となる。
2014年にナイキとロイヤリティを含んだ最大3億㌦(約370億円)の10年契約を締結。1年で3000万㌦(約37億円:レートにより変動)の広告収入が確定している。これは世界の現役スポーツ選手最高額のスポンサー契約となる。
なお昨日6月10日に、ナイキはNBAと8年間のスポンサー契約を締結、NBAのユニフォームは今後8年間ナイキが提供することとなった。
8位:フィル・ミケルソン(44)
年収5080万㌦(約63億円)広告収入4800万㌦
画像:golfdigest.com
ゴルフのフィル・ミケルソンは毎年4000万㌦(約46億円)以上のスポンサー契約料を得ている。
ロレックス、クレディスイスなど、高級志向のシニア向けブランドが多いのがこの選手の特徴。
モエ・エ・シャンドンとは、5年で約30億円の契約
記事参照元:forbes.com