大物俳優や大女優からイジメ・暴行を受けた共演者10人の証言
非常に残念なことであるが多くの人類の持つサガ(性)として、気に入らない他者をイジメたり暴行したりするということ、不仲だったり喧嘩だったりはどこの社会においても多かれ少なかれ存在するようである。
それはハリウッドの映画製作の世界でも同じようであり、共演者やスタッフに対して傍若無人なスター達の話は頻繁に聞く。
今日は笑い飛ばせる話題から深刻な話題まで最新の10組のスター達の不仲をクローズアップ、スター達も社会の一員である以上、私達と同じく常に周囲とひしめき合っているようである。
✞目次リスト
1.ジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズ
1995年公開の映画『バットマン・フォーエヴァー』で共演したジム・キャリーとトミー・リー・ジョーンズ。
日本では缶コーヒー『BOSS』のCMの宇宙人の地球調査官でお馴染みのトミー・リー・ジョーンズと、コメディ俳優として1番実績があるといって過言でないジム・キャリーの組み合わせだ。
どちらがイジメっ子であったかといえば、トミー・リー・ジョーンズであるというのだ。トミーは、事あるごとにコメディ俳優のジム・キャリーに対してこのように語っていたと大人気ラジオ「ハワード・スターン・ショー」での55分に及ぶロングインタビューでジムが証言している。
ある晩、トミー・リー・ジョーンズが自分に好意を抱いてないかもしれないと確信する出来事があったという。
撮影の隠れ家的レストランに行くとトミーが食事に来ていることを関係者に告げられたジムは「挨拶しに行ったら、彼の顔から血の気が引いていたよ。僕は彼に苦痛を味わわせていることが見て取れて分かったよ」。
「トミーは何か震えている感じで立ち上がってから僕をハグしたんんだけど『俺は君が嫌いだ。本当に好きじゃないんだ』と言ってきたんだ。俺が『そりゃあまた、そうか。調子はどうですか』と言ったら、『私は君の“おどけた態度”を認めるわけにはいかない 』って言うんだ。あの時点で既にトミーは俺と働きたくなかったみたいだ」と振り返る。
「でも俺はトミーと共演できることを心から楽しみにしていたんだ。だって彼は素晴らしい俳優で、俺は彼が好きだし、今でもそう思ってる。でも当時の彼はちょっと気難しかった。ちょっと怒りっぽかったんだ」と語る。
このような不仲には理由があったといいジム・キャリー主演の『ジム・キャリーはMr.ダマー』と、トミー主演の『タイム・カップ』が同じ週末に全米初公開となるもジムの映画の方が大ヒットし、トミーの『タイム・カップ』の方は評価がまちまちで、興行収入も芳しくなかったことが彼への態度に影響したかもしれないとジム・キャリーは分析しているのだとか。
https://www.youtube.com/watch?v=_Ac9LsR5MIE&list=PLIvK0JXVaPzhqEt1_TzRCMjsc6cukCG8e
2.ビル・マーレイとルーシー・リュー
『チャーリーズ・エンジェル』で共演したビル・マーレイとアメリカ出身のアジア系女優ルーシー・リューだが当時から2人が不仲であることが噂となっていたようである。
伝えられるところによると、ベテラン俳優のビル・マーレイ(65)は、演技の真っ最中で急にストップを掛け、ルーシー・リュー(47)が演技が出来ていないことを指摘したところ、なんと恥をかかされて激怒したルーシーはビルにパンチを繰り返しお見舞いして応じたという。
この騒動に関してニューヨーク・タイムズ紙に後に聞かれたインタビューでビルはこのように語った。
「いいかい、もし君(ルーシー)が僕と働くにあたってプロフェッショナルでないならば、僕は君を完全に軽蔑するぞ、僕らの関係がプロフェッショナルであるならば、君はそんな扱いは受けないだろう。」とこのように彼女に伝えたのだとか。
んーー、、ルーシー・リュー、結構勇敢でイメージの上をいく女優だ。
3.ウェズリー・スナイプスと映画『ブレイド』の共演者
映画『ブレイド』で主役を張ったウェズリー・スナイプスは傍若無人であったと多くの関係者が証言する。
コメディアンのパットン・オズワルトの証言によると、「彼はトレーラー(撮影現場の楽屋)から出てきもしない。さらに大麻を一日中吸っていたね。」
そんな態度であるウェズリー・スナイプスは当然映画脚本家でディレクターを務めていたデヴィッド・S・ゴイヤーとも対立をするようになった。
ある時ウィズリーは、デヴィッドに対して映画から出ていくように要求したという。しかし、デヴィッドは「君の方こそ出ていくべきだ。」といって応戦したという。
その後2人は直接話すことがなくなり、当時大流行していたポストイット(のり付きの紙メモ)で連絡事項を伝えたという。ウィズリーは、ポストイットに書いた文章の最後には必ず「ブレイドより」と映画の主役になりきってメッセージを添えていたというから微笑ましい。
4.ハリソン・フォードVSジョシュ・ハートネット
ハリウッドスターといえばハリソン・フォード、その名前を聞けば泣く子も黙る。
最近では、老いてなお、自身の操縦する飛行機で、3度目の航空機墜落事故を経験し血だらけになりながらなんとか生還するなどハリウッドアクションスターを地で行くのがハリソン・フォードであり、
あの毒舌の米大統領候補で不動産王のドナルド・トランプ氏の所有するタワーに居住しているが、ドナルド・トランプ氏からの「エアフォース1の時のハリソン・フォードのように勇敢に…..」という演説でのラブコールに対して「現実は映画のようにはいかないのだトランプ、目を覚ませ」とTVでディスって世界中で話題となるという活躍ぶりだ。
さて俳優の家系に生まれるも、大工で生計を立てていたハリソン・フォード、数々のエピソードからかなりクレイジーな男であるのは予想が付くだろう。
ハリソン・フォードは結構不機嫌なことが多いらしく、2003年映画 『ハリウッド的殺人事件』で共演したジョシュ・ハートネットとは相性が悪すぎたようだ。ハリソンはジョシュのことを「パンク」と呼び、ジョシュはハリソンを「Old fart(クソジジイ)」と呼んでいたというから驚きだ。
5.シャロン・ストーンVSウィリアム・ボールドウィン
出典:clipd.com
1992年映画『氷の微笑』での美脚組換えシーンで全世界を一世風靡したシャロン・ストーンだが、自己主張が強い女としても有名だ、そして仕事を一緒にしにくい女優として名高いようである。
1993年映画『硝子の塔』で共演したウィリアム・ボールドウィンとシャロン・ストーンはロマンスシーンを演じることがクローズアップされている作品であったために、その1シーンでは、シャロン・ストーンはなんとキスシーンでウィリアム・ボールドウィンの舌を故意に噛み切ってしまったようだ。
証言によると、明らかに強く噛んだそうで、ウィリアムは数日間に渡り発話することが難しくなったという。
それだけではない。なんと、シャロン・ストーン、ウィリアムとのキスシーンを終える度に毎回マウスウォッシュで口をゆすいでいたというから失礼にも程があると指摘されている失笑もののエピソードがあるようだ。
そのような2人がロマンスを演じる為に化学反応は良いわけはなく、映画はかなり酷評されたのだという。
6.傍若無人のトム・ハーディVSシャーリズ・セロンとシャイア・ラブーフ
映画の役でも私生活でも”タフガイ”として名を馳せるトム・ハーディ。
2015年公開映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』では主役トム・ハーディは共演者で大女優のシャーリズ・セロンのセットを破壊して暴れ回ったそうだ。
もっとも、これはトム・ハーディだけでなく他のスタッフも撮影中ずっとイタズラばかりしてシャーリズ・セロンを困らせていたという。
「私達はフ●ックなほど被害を被ったの。あれは孤独だったわ。撮影中ずっとイタズラされたせいで思うように出来なかったの。」と語るシャーリズ・セロン。
さらに、2013年公開映画『欲望のバージニア』で共演したハリウッド有数の”不潔男”のレッテルを貼られているイケメン個性派俳優のシャイア・ラブーフ(29)にも酷い仕打ちをトム・ハーディはしたらしい。
相性最悪の2人だったようだが、アクションの演技に不慣れなシャイア・ラブーフに対して、”いやみ”としてこのように吹いて回ったという。
「撮影中に俺は(アクションが不慣れな)シャイア・ラブーフにノックアウトさせられてしまったよ。」
7.スティーヴン・セガールVSジョン・レグイザモ
出典:playbuzz.com
ハリウッドのアクション俳優と言えば『沈黙の~~』シリーズで有名な、超親日家で17歳で来日し様々な武道を学び、合気道7段を習得し合気道道場の娘藤谷美也子と結婚し女優・藤谷文子と俳優・剣太郎セガールを授かっているスティーヴン・セガールだが、
格闘技の評判はかなり本物で、近年でも幾つかのUFCファイターの指南役としてアドヴァイスしたりリングサイドに陣取ったり、「格闘技に関して大口を叩きすぎ」という辛辣な意見も格闘技界で一時期飛び交うほどその存在感を示し続けている異色の人物である。
そもそも1983年に米国に帰国し、日本の武道を広める一助を担ったのはスティーヴン・セガールではないだろうか。西洋人のスティーヴンが映画で演じる東洋武術の世界観は美しく多くの人を魅了したのは紛れもない事実と言えよう。
さて、スティーヴン・セガールだがユーモアのセンスに欠け、短気で有名なんだそうな。
1996年公開映画『エグゼクティブ・デシジョン』で共演したジョン・レグイザモ曰く、セガールの発言の何かを笑ってしまった際に、”合気道7段”でアメリカでも有名なセガールから即座にエルボーを食らい壁に追い詰められた暴行エピソードを明かしている。
8.ブルース・ウィリスVSケヴィン・スミス監督
ハリウッドのアクション俳優といえばブルース・ウィリス(61)だが、ハリウッド1一緒に働きにくい俳優としても有名だそうである。
特に2010年公開映画『コップ・アウト 〜刑事した奴ら〜』での評判は最悪でケヴィン・スミス監督(45)は「ブルース・ウィリスと働くことは悪夢だった。」と振り返る。
『ダイ・ハード』シリーズで有名なウィリスだが、撮影に非協力的でスミス監督の編集技術に批判的であったという。さらに映画のプロモーションに参加することも拒否したというのだ。
そんなわけで映画の打ち上げパーティーの際にはスミス監督は撮影関係者全てに感謝の言葉を述べたが、ブルース・ウィリスには何も伝えなかったのだという。さらに、ウィリスのことを「フ●ック野郎」呼ばわりしたというから驚きである。
とは言っても業界キャリアに15年ほど差のある大先輩なのはブルース・ウィリスであるのは列記とした事実なので、監督であろうとも、やはりブルース・ウィリスには礼を尽くすべきであると思うし、ウィリスがプロモーションに参加しなかったのもそういった事情で何か腑に落ちない点があったのかもしれない。
9.ジュディ・デイヴィスVSリヴァー・フェニックス
出典:faz.net
ジュディ・デイヴィス(61)は日本ではあまり知られていないと思うが、アカデミー賞に2度ノミネートされたベテラン女優であるようだ。
伝説の少年映画『スタンド・バイ・ミー』でリーダー格の少年を演じた故リヴァー・フェニックス(1970-1993)の幻の遺作、2014年公開映画『ダーク・ブラッド』で共演している2人だが、1993年の制作時には、薬物による心不全で亡くなる寸前のリヴァー・フェニックスは役に対して前向きで興奮していたというが、ジュディ・デイヴィスは同じ気持ちで無かったようだ。
リヴァー曰くジュディは「年配」で「冷たい」という印象だったと言い、なんと撮影中、リヴァー・フェニックスを徹底的にイジメたのだという。
当時23歳(享年)だったリヴァー・フェニックスを「学生」と言って罵り、演技の技術を非難していたという。
なんと幾つかの人物は、リヴァー・フェニックスの死に対してある程度の責任をジュディ・デイヴィスは占めていると分析する声もある。
ジョニー・デップ所有のナイトクラブの入り口でヘロインとコカインの過剰摂取を原因とする心不全で倒れ、親友のレッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシスト、フリーに看取られて僅か23歳で死亡したリヴァー・フェニックスであるが、イジメを受けたものは、イジメる者の予想の100倍心に響くという現象から薬物に走ってしまった可能性も否めないではないだろうか。
勿論、これは一説であるわけだから、ジュディ・デイヴィスは悪女と決めつけるのもこれまた良くないだろう。
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📹『ダーク・ブラッド』予告編
10.ニッキー・ミナージュVSマライア・キャリー
出典:naij.com
映画女優としても活躍するマライア・キャリー(44)は、マライアの楽曲『Up Out of My Face』でニッキー・ミナージュ(31)とフィーチャした間柄である。
米FOX TVにより2002年から放送されているスターオーディション番組『アメリカン・アイドル』にてシーズン12の審査員役に選ばれた歌姫マライア・キャリー(44)と女性R&Bシンガーでラッパーのニッキー・ミナージュ(31)
どうやら歌姫マライア・キャリーはキャリアの差が雲泥とある新参者のニッキー・ミナージュと並んで審査するという構図がそもそもおかしいと感じていたようで、スタッフにニッキーが審査員として参加するのは納得がいかないと話していたとか。
ニッキーはマライアの感情をスタッフから聞かされており、「大丈夫、友人だから」と収録に向かったという。
スター候補者達の審査中にニッキーのコメントするたびに「何言ってるのよ、このビッチが(笑)」と言っていたと言われるマライア・キャリー(??普段はすごくいい人キャラ)
それに対して、ニッキー・ミナージュがキレたのが下の動画のシーンだ。
「マライアの偉そうな態度はもう懲り懲りだわ!みんなして私を不良扱いして、これはハラスメントよ!毎回嫌な気分にさせられてここに座るのはもう嫌だわ!」と喚き散らした。
これは番組のキャスティング自体に無理があったと言わざる負えない。
ニッキーにもマライアにも同情できる理由があるだろう。
なんでもニッキー・ミナージュ曰く、「マライア・キャリーの口から出てくるのは過去の功績の自慢話ばかりでオーディションに来る人達をしっかり見ようとしていない。」とお怒りのご様子。
マライアはニッキーとのこの一件以降、自身のセキュリティを強化したと告白している。
普段から笑顔でいい人キャラでおしとやかな歌姫マライア・キャリーとケツふりダンスや派手なコスチュームでのお転婆娘キャラのニッキー・ミナージュは水と油のようなもの。
最初から二人はキャラが正反対。
マライアにしてみれば「下品なことばかりして黒人女性のイメージ下げんじゃないわよ、ニッキー!」
一方で”トゥワーキング”などで体張ってパフォーマンスしているニッキーにしてみれば「おしとやかに気取ってんじゃないわよマライア!」といったところだろうと言われているのだ。
同じ黒人の血が流れていても(マライアは白人と黒人の混血)こればかりは解決しようのない不和だったのかもしれない。
現在2人は和解した模様だが、後にマライアも、『アメリカン・アイドル』の番組に対して不満を述べている。
ニッキー・ミナージュ、”高飛車な”マライア・キャリーにキレて喚き散らす【動画】
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記事参照元:therichest.com,xfinity.com,clipd.com