ウイリアム王子とキャサリン妃に英国次期国王&王妃待望論が過熱中 チャールズ皇太子とカミラ夫人に冷たい世論
現地時間5月2日、3710gの元気な女児を(第2子)出産された英国キャサリン妃、
出産に際して英国ではウイリアム王子とキャサリン妃こそ次期英国国王&王妃に相応しいという待望論が過熱。
本来ならば、イギリス王位継承順位第1位のチャールズ皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ) がエリザベス女王の次に即位し、カミラ夫人が王妃となる予定だが、これに対して英国民は待ったを掛けている模様だ。
また浮き彫りになるのはキャサリン妃とカミラ夫人の不仲説….
これらの話題について、今日は探求していきたい。
✞目次リスト
2014年から加熱した「ウイリアム王子次期国王待望論」
この報道を最初に報じたのは、米タブロイド誌『Globe』の2014年3月24日号であると言われており、
これを受けて米ゴシップサイト『Celeb Dirty Laundry』が話題を展開、
さらにこの2つを受けて「International Business Times (IBTimes,アイビータイムズ)」 のオーストラリア版が報じ、そして英デイリー・ミラー紙や世論調査会社『YouGov』などの本格的なアンケート調査と広がりを見せている。
理由としてはいたって明確で、植民地時代の名残で、現在でもいくつかの国の宗主国であるイギリスは、
エリザベス女王(イギリス国王)を国家元首とするオーストラリアやニュージーランド、カナダを始めとする英国を含んだ英連邦王国の全16カ国、さらには欧米圏の国々、さらにはテレビの前で結婚式をみた我々日本人の間でも、小さい頃から成長を見守ったウイリアム王子と民間出身の美しきキャサリン妃こと元ケイト・ミドルトンさんの人気が物凄いからだ。
ちなみにイギリス王位継承権を持つ人は、ノルウェー国王ハーラル5世(第68位)スウェーデン国王カール16世(第192位)、デンマーク女王マルグレーテ2世(第221位)、ギリシャ国王コンスタンティノス2世(第422位)などステュアート朝の血を受け継ぐプロテスタントのヨーロッパ諸国の王室に浸透しており、イギリス王室が如何にEUの象徴的存在で国際的な影響力が強いことを物語っている。
また思い出されるのは1997年8月の終わりに起こったダイアナ皇太子妃のパリのトンネルでのパパラッチとのカーチェイスの末の事故死。この非業の死に対しては現在でも暗殺論など様々な意見がインターネット上で憶測されダイアナ元妃を哀悼する気持ちは20年近くたっても衰えることを知らない。
晩年は地雷除去活動に精を出し、自ら地雷が埋まる危険区域を歩くなど精力的な活動を行ったダイアナ元皇太子妃の無念の死に対して全世界の人々が悲しみに暮れたのも記憶に新しいが、
その後、チャールズ皇太子はカミラ夫人 と2005年4月に結婚
snap via flickr.com
長年の恋を実らせたお二人にはお幸せになって頂きたい、勿論そう切に願うわけであるが、
時系列を遡ること1981年、チャールズ皇太子とダイアナ元妃がご成婚なさったその年以前からチャールズ皇太子とカミラ夫人(コーンウォール公爵夫人)は熱い仲であり、ダイアナ元妃と結婚後もチャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫関係の証拠となる携帯電話の会話が録音されていたことが暴露されるなど「カミラ夫人=愛人」のイメージが定着してしまったとカミラ夫人のWikipediaには書かれている。
またダイアナ元妃は、チャールズ皇太子とカミラ夫人の不倫に、慣れない王室の世界で独り苦悩していたのだという。
このようなことから、ダイアナ元妃を守ってやれず不倫に走った頼りないチャールズ皇太子(プリンス・オブ・ウェールズ) はすでに66歳という高齢者の域に達しており、
カミラ夫人は、Wikipediaによれば訪問先の国々で「帰れ!」と国民から罵倒されることが多く、上記のような理由からヨーロッパ王室の数々、また欧米世界に対して絶大な影響力を誇るイギリス国王と王妃には人気不足と見られてしまっているようだ。
これには世界中のどの時代、どの文化圏においてもタブーとされてきた「不倫」
(一夫多妻制を論点に含まない。)
その不倫相手の女性としてレッテルを貼られてしまったことが一番の理由のようだ。
それに対して、民間出身、ご両親は「PartyPieces(パーティー・ピーセズ)」というパーティーグッズを扱う今も存続する通販会社をイギリスで展開する、まさに「夢」だとか「華やか」だとかそういったキーワードが最も似合う女性、ケイト・ミドルトンさんことキャサリン妃(ケンブリッジ公爵夫人)の絶大な人気。
そして幼い頃から今の世代の多くが成長を見守ってきたウイリアム王子(ケンブリッジ公)と弟のヘンリー王子の人気も絶大であり、
自ら進んで危険なヘリコプターのパイロットとして軍務に挑んできたウイリアム王子は現在32歳と国家元首として務めるには適齢期に入ってきており、そのリーダーシップは十分と言え、(勿論父のチャールズ皇太子もイギリス軍出身だが。)エリザベス女王は現在89歳とかなりのご高齢でバトンタッチをするには66歳のチャールズ皇太子よりも、32歳のウイリアム王子とキャサリン妃(33歳)が丁度良いと考えられている模様だ。
キャサリン妃とカミラ夫人の不仲説
snap via royal-fans.com
英国王室からは「ウイリアム王子次期国王待望論」に関して公式な声明は出されていないものの、
米タブロイド誌『Globe』によれば、キャサリン妃は、カミラ夫人と不仲であり、それはキャサリン妃が第1子のジョージ王子をご懐妊の際のつわりを原因に公務での外遊をキャンセルした際に「つわり程度で」と難色を示す発言をカミラ夫人がキャサリン妃にしたことらしく、そのことなどがキッカケでキャサリン妃が激怒、不仲となっているらしいのだが、
キャサリン妃その人が現在ではウイリアム王子次期国王待望論を最も支持しており、エリザベス女王に提言したのだとか。
また2014年6月のエリザベス女王の生誕祭でもキャサリン妃とカミラ夫人は同じ馬車に乗り合わせるも終始硬い表情で話題になったのだとか。
いつも笑顔のキャサリン妃が固い表情を見せるとは、そうとうご立腹の様子なのかも知れない。
高齢の為に病気がちのエリザベス女王は、ウイリアム王子を次期イギリス国王に戴冠させるべくすでに日程を定めていると「International Business Times」のオーストラリア版は報じている。
キャサリン妃は幼い頃からウイリアム王子のポスターを部屋中に貼って結婚することを夢見ていたシンデレラストーリーの体現者。ダイアナ元妃がパリで衝撃的な事故死をした1997年は16歳であったはずであり、王室を夢見てきた民間の少女からすれば、故ダイアナ元妃への憧れ、そしてウイリアム王子からの婚約指輪はダイアナ妃のもので、長年ダイアナ元妃と比較され続けたキャサリン妃、やはりその後のストーリーからカミラ夫人への先入観はないとは言えないのが人間の感情ではないだろうか。
とにかくダイアナ元妃は自身を”人々の心の女神”でいたいと語っており、そのカリスマ性は絶大で実際にそうであったが、キャサリン妃も今そうなりつつある存在なのだ。
身長が178cmのダイアナ元妃、キャサリン妃は身長175cmともに超高身長であり、両者にはファッションリーダーで着た服がバカ売れすることも共通点である。
今年の4月9日の英デイリー・ミラー紙WEB版の記事では、キャサリン妃第2子出産直前に際して加熱する「ウイリアム王子次期国王待望論」に関するアンケート調査を実施。
「貴方はイギリスの次期国王に誰を好みますか?」
との質問に対して、71.7%の人がウイリアム王子を推薦し、
なんと王位継承順位第1位のチャールズ皇太子が8.7%という結果となっており、
アメリカの人気歌手のケイティ・ペリーの元夫でイギリスの人気コメディアンのラッセル・ブランドが8.7%と台頭し、チャールズ皇太子と熱い戦いをするなどしており、チャールズ皇太子としては非常に頭の痛い世論調査の結果となっている。
ちなみにどちらでもないが11.8%という結果。
via Prince William to be Britain’s next king? More than half of Mirror readers hope so
このアンケートは現在も実施中なので、熱い意見があるユーザーは是非↑からアンケート調査に参加してみて欲しい、貴方の熱い一票が未来のイギリス国王を決める一因になるかもしれないと思うと投票せずにはいられない。
世論調査会社『YouGov』ではウイリアム王子の次期国王就任を望んでいる人が58%、カミラ夫人が次の王妃に就任することを望む声は16%に留まっているとlivedoorニュースは伝えている。
livedoorニュース:カミラ夫人が王妃なることに英国民の半数が抵抗感