無神論者のハリウッド女優・俳優、11人のリスト
神を信じるのか？信じないのか？
このことを話すことはとても敏感な話題な為に普段あまり話すことはないと思います。
政治的な信条と同様に、人々の心に火をつけるデリケートな話題であることでしょう。
キリスト教徒が大部分を占めるアメリカにおいては、『無神論者』であると語ることはとても勇気がいるのではないでしょうか。
しかし、自身を『無神論者』だと潔く断言する11人のハリウッド俳優と女優がいました。
1.ケヴィン・ベーコン
『アフリカン・ダンク』など30本以上のハリウッド映画で大人気のケビン・ベーコンは、
2005年の英新聞社タイムズ誌へのインタビューで神を信じていないということをはっきりと述べている。
またそに加えて、国家における政教分離の原則の強い支持者であると語っている。
キーラ・セジウィックと25年以上もの結婚生活を送っているが、
キーラに関してはユダヤ人の母を持つユダヤ人であり、ユダヤ教を実践しているという。
夫婦の間で意見の衝突はないのだろうか、お互いが的確な距離を取り合って25年以上も夫婦生活を続けているのは素晴らしいと思う。
2.ハビエル・バルデム
『それでも恋するバルセロナ』『ノーカントリー』など話題作に出演し続けるスペイン出身の俳優、ハビエル・バルデムは、
元来はカトリック教徒として育てられたという。
しかし、彼の父の死を目の当たりにした時に、人生においた大きな悟りを受け、無神論者になったという。
3.ジャック・ブラック
『スクール・オブ・ロック』や『愛しのローズマリー』で有名なベテランハリウッド俳優のジャック・ブラックは、ユダヤ教の家庭の下で育てられた。
しかし、ジャックは俳優としてのキャリアの最初の段階で自分が無神論者であると告白している。
しかし、2006年と2008年に２人の男の子が生まれ父親となったジャック・ブラックに何か心境の変化があったのだろうか、
彼の息子たちをユダヤ教徒として育てることに決めたという。
そして時折、子供達とユダヤ教会の集会に出かけているのだとか。
危険なアメリカで、やはり子供を神に守ってほしいとすがる気持ちが強くなったのだろうか？
ちなみに、ハリウッドではユダヤ教徒、すなわち”ユダヤ人”の割合は非常に多いと言われている。
4.ジョディ・フォスター(51)
『パニックルーム』や『フライトプラン』などで有名なベテランハリウッド女優のジョディ・フォスターは幼い頃から無神論者であるという。
しかし、宗教を祝福することも決して忘れないのだとか。
キリスト教のクリスマスからユダヤ教のハヌカーのお祝いに彼女は子供を連れて頻繁に様々な家庭から歓迎されて参加するという。
そしてそんな日の終わりには必ず「ママはキリスト教徒なの？ユダヤ教徒なの？」と子供達から聞かれるという。
それに対してジョディの用意してある返事は、「え～っと、私は違うのよ、ただ貴方たちは18歳になったら自分で選択しなさい。」と答えるのだとか。
日本では天皇陛下が最高神主を務める「神道」、古代インドから伝来し今も深く根付く「仏教」が最も一般的であるが、中世にはイエズス会が日本人に布教したキリスト教やその他諸々の宗教が存在する。
日本人は無神論者でも、お正月には初詣に神道の神社へと足を運び、葬式は仏教式に執り行い、結婚式はキリスト教の教会で盛大に祝い、最近ではハロウィンも文化として根付いた。
ジョディ・フォスターは、大抵の日本人と同じような宗教に対する接し方を身に着けているのだろうか。
もちろん無神論者であったとしても文化と結びついた宗教の祭典を祝い、儀式に参加することは個人の自由であると思う。
5.リッキー・ジャーヴェイス
イギリスの俳優、コメディアン、ラジオパーソナリティー、ライターであるリッキー・ジャーヴェイスは、BBCのテレビドラマ『The Office』、『嘘から始まる恋と仕事の成功術』で有名だが、
8歳の時以来、無神論者で有り続けているという。
理由は「科学的な証拠が全くないから、また有るとする説明はいつも恩着せがましくとても無礼なものだ。」と語っている。
6.キャシー・グリフィン
大ヒットドラマ『となりのサインフェルド』出演をキッカケにキャリアを積んだハリウッド女優のキャシー・グリフィンは、
自身を”完全なる無神論者の戦士”であると称している。
2007年にエミー賞クリエイティブアート部門を受賞した際のスピーチで
「沢山の受賞者がここに来て、”有難うジーザス（キリスト）！”と叫んでいるけれど、誰もこの賞以上に神にすることなんてないわ、彼は少しばかりも助けてくれないわ、だから私は言うわね、”サック・イット・ジーザス！（原文ママ）”このエミー賞が今の私の神よ！」
と驚くべき発言をした。
このようなことを言ってのけられるのも、いつも明るくポジティブで人を楽しませるキャシー・グリフィンだからこそではないだろうか。
7.キーラ・ナイトレイ
『ベッカムに恋して』や『アンナ・カレーニナ』など数々のハリウッド映画に主演するキーラ・ナイトレイ は、
敬虔なカトリック教徒の役を演じることもあるが、無神論者であることが役に立ち、人生に責任が持てるのだと語る。
「もし私が無神論者でなければ、全て投げ出していると思うは、だって貴方たちは、教会で罪を告白するでしょ？そしてそれで許されるでしょ？それならば私は罪と共に生きる道を選びます。」
とこのように語るキーラ・ナイトレイ。
彼女の言い分曰く、教会で罪を懺悔して告白すれば罪が許されるくらいならば、自分の行動に責任をもって、そのうえで罪を犯したとしても神に許しを請うのではなく、その罪の結果による何らかの責任を受け入れる構えで生活することを選ぶということだろうか。
神のせいにしない、彼女らしい生き方だ。
8.ヒュー・ローリー
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米FOXの海外ドラマ「ドクターハウス／Dr.House」で有名なイギリス出身のハリウッド俳優ヒュー・ローリーは、このように語る。「私は神を信じない。ただしそれに対して一つの考えがある。もし神、もしくは上から私たちを見下ろす存在がいるとすれば、私たちが全てを当たり前だと勘違いしていればその人間から全てを奪い去り、上手く行っているよね？調子に乗っていれば、その人間に大災害をもたらしているだろう。」なるほど、とても哲学的なことを言うのは一聴の価値がある。
9.イアン・マッケラン
『ダヴィンチ・コード』や『ロード・オブ・ザ・リング』など数々の話題作に出演する超ベテランハリウッド俳優のイアン・マッケランは、かなり厳しい口調でこの何十年もの間、宗教を批判している。
イアン・マッケランが語るところによると、世界の大部分の紛争は、キリスト教を含む宗教指導者達が他宗教を非難することを促進した結果起こっている。
また聖書においてゲイを認めないとしていることに対して、軽蔑の眼差しを送り、「聖書はフィクションである。」と発言している。
イアン・マッケランは、自身のゲイを告白し、ゲイの恋人もいれば、ゲイが多いからこの業界を選んだと発言している。
ゲイの権利擁護活動家としても知られている。
LGBT（レズ・ゲイ・バイ・トランスセクシャル）の人権問題は日本よりもアメリカで大きく取り上げられ、毎年NYでは”ニューヨーク・プライド”と称したLGBTのパレードが行われる。
同じくLGBTの人権拡大に声高らかなレディー・ガガなど有名人が応援に駆けつけたり毎年日本でもニュースとなるが、
少々話題は逸れるが、セクシャルマイノリティーの人の権利は是非尊重しなければならないと思う日本人も多いのではないだろうか。
10.ジュリアン・ムーア
『トゥモロー・ワールド』『ブラインドネス』など数々の話題作に出演するベテランハリウッド女優 のジュリアン・ムーアも無神論者としては有名だと言う。
ジュリアンが死んで天国のゲートで神とあったならばなんと答える？という質問に対して
「ワオ！私が間違っていたわ！貴方は本当に存在したのね！」
と答えるんだと語っている。
11.モーガン・フリーマン
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『最高の人生の始め方』『ラブ・アペタイザー』など45本以上の映画に出演しているベテランハリウッド俳優のモーガン・フリーマンが無神論者である理由、
それは「創造主が存在したとする強力な証拠が存在しないから。」だとか。
そのかわり彼は科学を信仰しているという。
モーガン・フリーマンは論理的にこう語る。
「もし現代科学で証明されていなければそれは真実ではない。もし数学がそれを証明しているのならば、それは真実だ。全ては科学に委ねている。」
モーガン・フリーマンをハリウッド映画で見るときは大抵一つ次元の高い紳士、牧師、また”神”の役をやっているのを見たことがある。
そういった役柄が多いだけに非常に意外だと言う人も多いのではないだろうか！？
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