アメリカの刑務所の実態がヤバすぎる、ヤラセ一切なしドキュメンタリー番組「60 Days In」を特集
アメリカの刑務所に、偽の受刑者が入所してその様子を数百台のカメラで追うというこれまでにない詳細な刑務所の人間模様を追ったヤラセ一切無しのドキュメンタリー番組が開始する。
刑務所内での身体的暴行、性的暴行、クスリ、賄賂、新人イビリなど今まで言及されていたことが、現実にありふれていることが判明した。
■ 一般市民が2ヵ月間のアメリカの刑務所暮らしを経験
アメリカのケーブル&衛星テレビ局「A&E ネットワーク」が来月10日からアメリカで放送するドキュメンタリー番組「60DAYS IN」は、アメリカ インディアナ州ジェファーソンヴィル にある「クラーク郡刑務所」に無実の一般市民7名が2ヵ月間入所し随所に設けられている数百台のカメラが刑務所内の人間模様を詳細に追跡する計12エピソードの非常に興味深い企画だ。
既に収録は昨年12月で終えており、プロデューサーは、演技や設定無しの本来の刑務所の姿を追跡するために、他の受刑者と刑務所の看守には「初めての刑務所生活を追うドキュメンタリー番組」と説明してあり、彼らが本当は無実の一般市民であるという事実を隠してある。
エクゼクティブ・プロデューサーのグレゴリー・ヘンリー氏は「この番組は、今までに見たことが無いような視点からありのままを撮影するリアルなものを創りだすことを目指しています。」と自信げに語っている迫真のドキュメンタリー番組なのだ。
ジャスティン・ビーバーの刑務所(留置所)内での腕立て伏せ動画や身体検査動画、全身のタトゥー写真、なんでも警察、刑務所から公開されてしまうアメリカで無ければ実現しない企画かも知れない。
プロデューサーは、一般市民の参加者にこの番組にはリスクが伴うことを説明しているという。
■ 脱落者1名、参加者はそれぞれに参加する”理由”が存在した。
また一般市民の参加者らは、事前に刑務所生活を送る為のトレーニングをこなしており、さらに生命の危険を感じる緊急事態に備えて自分がこの刑務所プログラムから即時脱退出来る為の「合言葉」が取り決められている。
「 私は本当にコーヒーが恋しい!(’I really miss the coffee’) 」と発声することにより脱退することが出来るようになっているという。設置カメラは”コンスタント”に監視されている設定だという。
2人の女性の一般市民の参加者は他の受刑者から顔面にパンチを食らい、内1人の女性はTVプログラムからは脱落、それ以外にもほとんどの男性が暴行を受けているシーンが収められている。
ある女性は社会的な活動家で、ギャングによる暴力問題を解決するために自らがこのプログラムに参加することを決意した。ある男性は元アメリカ海兵隊員で危険であることで有名なアメリカ麻薬取締局(DEA)に入るにあたり刑務所プログラムでの経験を活かしたいと語る。
ある人は学校の教師であり生徒たちに悪い選択がどのような結果と体験に繋がるかを生きた体験で説明するために参加している。ある若い男性は刑務所に入所している兄がどのような体験をしているのか身をもって確かめたいという気持ちで参加しているのだという。
■ 新人イビリ、イジメ、暴行は日常茶飯事のアメリカの刑務所内
ある男性参加者は本物の男性受刑者から性的な暴行をされる。
ある参加者が食事中に突然死角から本物の受刑者に顔面をパンチされる。
ある男性は刑務所内の喧嘩により顔面を血だらけに負傷している。
新入りの受刑者と周囲に思われている一般市民の参加者達は入所してすぐに長く居る受刑者達からシャワールームを安全に使いたいなら使用料を自分達受刑者に支払わないとならないことを説明された。
参加者のノエルさんは「最も熟練の看守でも実際に中で何が起こっているか正確に把握していない」と語っている。このような実態が放送されることはアメリカの治安回復には非常に役立つのではないかと推測がされている。
斬新で話題のドキュメンタリー番組なので日本でも「フールー」や「ネットフリックス」などの米映像ストリーミング配信サービスで見ることが出来るようになるのではないだろうか、是非、期待したい。
📹 60 Days In 予告編映像
http://www.dailymail.co.uk/news/article-3441487/7-innocents-spend-time-jail-new-TV-show.html
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