セレーナ・ゴメスの生い立ちから現在、告白した難病と引退説、ジャスティン・ビーバーとの出逢い秘話
日本では”ジャスティン・ビーバーの本命の恋人”といった印象が大きい歌手のセレーナ・ゴメス(23)は、元々ディズニードラマのティーンズアイドルとして名を馳せた一流の子役。
そんなビッグネーム”セレーナ・ゴメス”の子役デビューからディズニー時代、ロックバンド設立から、他アーティストや女優との確執、知っているようで知らないジャスティン・ビーバーとの出逢い秘話、そして最近告白した難病「全身性エリテマトーデス」から引退説までを幅広くカヴァー、これを読めばセレーナ・ゴメスがまるわかり!
✞目次リスト
セレーナ・ゴメスの生い立ち:ディズニーのティーンズアイドルからロックバンドのヴォーカルを経てソロ歌手へ、将来はハリウッド女優志望?
セレーナ・ゴメスは 1992年7月22日米テキサス州で生まれた。童顔のイメージと裏腹に、全身を写すと実は身長165cmのモデル体型。劇場演劇をしていた母に影響を受け、7歳で子役活動を開始、10歳でテレビドラマ『バーニー&フレンズ』でテレビデビュー、しかし12歳の誕生日に「ハッピーバースデイ!君はクビだよ!」とプロデューサーに言われ年を取り過ぎたことを理由に一度クビになり、2年間の不遇(無職)の時代を過ごす。
2007年、14歳で再びディズニーのオーディションに合格して『スイート・ライフ』やマイリー・サイラスが主役をしていた伝説の『シークレット・アイドル ハンナ・モンタナ』などディズニー・ドラマに出演。当然マイリー・サイラスとの共演も実現している。
そしてとうとう『ウェイバリー通りのウィザードたち』で起死回生の主役に大抜擢、ディズニーの勧めで歌手として主題歌を歌いまた幾つかの曲は『ビルボード100』入りを果たす。そのまま歌手転向も実現、マイリー・サイラスやデミ・ロヴァートのようなディズニー路線を引き継いだアイドル歌手になるかと思いきや本格的な年上の男性バンドメンバーを集めてロックバンド『セレーナ・ゴメス&ザ・シーン』を結成、2009年8月に発表したアルバム「キス&テル」は2010年にゴールドディスクに。シングル「ナチュラリー」も大ヒット。バンドは2012年まで活動し、セレーナ・ゴメスは本格的な女優になる意向を示しメンバーとは別々の道を歩むことに、事実上の解散となる。
ソロ歌手として2013年7月にリリースしたアルバム『スターズ・ダンス』が『ビルボード200』で初の第1位を獲得、歌手として一気に注目を集める。2014年12月にインタースコープ・レコードに移籍。2015年には最新アルバム『Revival』を発表した。
ジャスティン・ビーバーとの出逢い秘話:ジャスティンのマネージャーからセレーナの母に「是非会ってあげてほしい。」
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ジャスティン・ビーバーを発掘し現在までマネジメント、オーストラリアNo1アイドルのコディー・シンプソン、さらにはアリアナ・グランデからカーリー・レイ・ジェプセンまでを手掛ける有名マネージャーのスクーター・ブラウン(34)は話題作りや自身が契約するアーティストらを引き合わせることでプロモーションを行う超敏腕ビジネスマンとしても知られているが、米芸能TV『YOUNG HOLLYWOOD』のハリウッドスター達の成功までを追ったドキュメンタリードラマ「EVOLUTION OF …」で紹介されていた内容では、そんなスクーター・ブラウンはセレーナ・ゴメスの母に「ジャスティンが娘さんを気に入っているから是非2人が会えるようにしてほしい。」と依頼する。それを承諾した元劇場女優のセレーナ・ゴメスの母、そうしてお見合いのようにして出会った2人だが愛し合うのに時間はかからなかったんだとか。
2010年12月のテレビプロデューサーのディック・クラークが主催する「ニューイヤー・ロッキン」でジャスティン・ビーバー(当時16歳)とセレーナ・ゴメス(当時18歳)は初共演、2人は互いに見つめ合い、ジャスティンは明らかにセレーナに好意をステージ上で見せた。英デイリー・ミラー紙によると、これが2人の最初の共演であるらしい。
全米がビッグカップル誕生の噂をしている頃に全米1.2位を争う人気TVトークショーの『エレン・ショー』に出演したセレーナ・ゴメスはジャスティンとの関係を聞かれ「彼は弟のような存在なの。」と噂をはぐらかせたが、実はすでにその時2人はとろけるようなロマンスの渦中にいた。しかし甘い日々も束の間、それは出会いと別れを繰り返す混沌の渦中、苦悩多き恋のメリーゴーランドへと様相を変えていったのだった。
ちなみに余りにも多くの一流ハリウッド女優やトップモデルと浮名を流すジャスティン・ビーバーに見かねて、セレーナ・ゴメスのBFF(大親友)で有名な歌姫テイラー・スウィフトはジャスティン・ビーバーを邪険していて妹のように愛する2歳年下のセレーナ・ゴメスにきっぱり縁を切ったほうがよいと継続的に勧めている話が話題となっていた、実際にテイラー・スウィフトは『ビルボード・ミュージック・アワード2013』でセレーナ・ゴメスとハグし合うジャスティン・ビーバーとすれ違う時に明らかに当てつけで「ゲッ!」って感じで舌を出して最上級のディスを送った話は結構有名なのだ。ジャスティン・ビーバーは他の機会でテイラー・スウィフトをディスり返すも、やはりテイラー姉さんのことは苦手なようで見かけたら隠れちゃうなんて言われてる。本当だろかww
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2008年には自分の会社を立ち上げて映画製作をしているというセレーナはそれでも女優志向が非常に高い女性、さらに2009年9月にはユニセフ親善大使に就任し2012年春アフリカのサヘル地域を訪問を始めかなり精力的に活動している様子が伝えられている。
米芸能TV『YOUNG HOLLYWOOD』のインタビュアーから「あなたに不必要なものは何ですか?」と聞かれた際にわりとすぐに「それは名声です。」と答えたセレーナ、一通りショービジネス界で活躍した後は地元テキサスに帰りたいと話しているシーンもあった派手な面と素朴な面を持ち合わせた女性がセレーナ・ゴメスなのかもしれない。
参照元:YOUNG HOLLYWOOD 「EVOLUTION OF …」, Wikipedia,
セレーナ・ゴメス、インスタグラムで友人達を大量アンフォロー事件
Snap Via:Instagram/selenagomez
ビーフと言えば、2014~2015年期には、テイラー・スウィフトVSケイティ・ペリー、マイリー・サイラスVSニッキー・ミナージュ、セレーナ・ゴメスVSマイリー・サイラスVSデミ・ロヴァートのディズニードラマから歌手転向組の親友から敵対関係となった関係などが近年話題となったが、それ以外にも星の数ほど存在して思い出せないくらいの米音楽界。
2014年中旬にはセレーナ・ゴメス突如インスタグラムで恋人ジャスティン・ビーバー、親友のテイラー・スウィフト、友人達ジェンナー姉妹はじめ、ヴァネッサ・ハジェンズ、ズーイー・デシャネル、リース・ウィザースプーンら超大物女優らのアカウントを大量アンフォローした事件があった。
その時は、セレーナ・ゴメスとケンダル・ジェンナー&カイリー・ジェンナーの3人でカリフォルニア州の音楽フェス「コーチェラ・フェスティバル2014」に共に出掛けたのだが、その数か月後にはカイリー・ジェンナーがジャスティン・ビーバーと怪しくなり、7月にはケンダル・ジェンナーとジャスティン・ビーバーがイビザ島で完全にデキてるような写真が話題となり、セレーナ・ゴメスとしてはジャスティンとの交際に悩みぬいた時期だっただけに妹のように可愛がっていたジェンナー姉妹とはその後音楽賞などで同席しているものの、やはりティーンズアイドルの妹分の裏切りのような行動には相当ショックを受けたようだった。
子役時代の親友デミ・ロヴァートとも一度決別
またディズニードラマ出身でティーンズアイドルを経験、その後ポップシンガーに転向して成功したアリアナ・グランデ、デミ・ロヴァート、そしてセレーナ・ゴメスの3人が互いに「昔と今は別!」と対立関係になってしまったこともセレーナの心を傷つけてしまったよう。特にデミ・ロヴァートとセレーナ・ゴメスはセレーナがショービズ界にデビューするきっかけとなった子供向け人気TV番組の『バーニー&フレンズ』のオーディションの時から一緒で意気投合、共にTVデビューし、その後ディズニー映画『プリンセス・プロテクション・プログラム』でも共演した間柄なのだが、2人は一度、互いに2人は「過去はもう終わったの。」と決別宣言をしている。
2014年7月にデミが画像(上)付きで「泳ぎ去る、あなたのほら吹きから、さよならビッチ 」とツイッターに投稿し、それと同時にデミはセレーナをアンフォロー、結果としてこれはデミからセレーナへの決別宣言として話題になった、後にセレーナもデミをアンフォローした。米Complex誌にデミはセレーナとの関係を聞かれると「今は話していない。」と答えている。ところが2015年8月にはデミは再びTwitterでセレーナをフォロー、セレーナもデミの誕生日にメッセージを寄せて仲直りしている。
このような紆余曲折から、セレーナは、もうドロドロのショービジネス界にはいられない!そういう風に感じてしまっているのかもしれない。その為に引退説が浮上しているのだ。
セレーナ・ゴメス、難病「全身性エリテマトーデス」を告白
セレーナ・ゴメスは今年10月に米ビルボード誌へのインタビューで難病とされている、自己免疫疾患の一種である「ループス(全身性エリテマトーデス)」を告白。Wikipediaによると、慢性疾患であるこの病気を完治させる治療法は見つかっておらず、1950年代のステロイドの登場以前は致死性の高い病気であったものの、ステロイドの登場により最も恩恵を受けた病気で、現在では治療を行えば完治はしないものの妊娠出産などが出来、健康な人と同様の寿命まで生きることが出来るということ。
15-40歳のアジア人、黒人の女性が最も多く発症する病気で、免疫システムが上手く機能しないことにより(時に致命的)病原菌やウイルスに対抗できないというもの、対外から侵入してきたウイルスや細菌、病原菌と正常の菌をより分けることが出来ないために悪い”抗原”に対する”抗体”が生成できないのだという。
症状は、全身の臓器に原因不明の炎症が起こる、顔が赤く腫れる、全身に皮疹が生じる、関節が痛む、頭痛がするというものであり、その為に過度のストレス環境を避けなければならないということだ。
免疫システムが機能しないというのはHIVウイルスにより引き起こされるエイズ(AIDs)を連想してしまうが、この病気は治療することで現在は普通に生活し普通に天寿を全うできるのだという。
セレーナ・ゴメスはアジア・オーストラリアツアーをキャンセルしたことにより、何か(アルコールや薬物の)深刻な中毒症状など原因があるのではと推測された。それらの世間の憶測に対してビルボード誌にセレーナはこのように明かした。
「私はループス(全身性エリテマトーデス)と診断されたんです。」
「そのようなことが私の休息の本当の理由なんです。私は脳卒中になり得るところだったんです。」
「あなた達、何もわかってないわね、私は今化学療法の真っ最中なのよ、あなた達は最悪よ!って私は思いっきり言ってやりたいわ。」
「私は自信と快適さを再び感じることが出来るようになるまで自分自身を避難させているの。」
‘That’s what my break was really about. I could’ve had a stroke,’
‘I wanted so badly to say, “You guys have no idea. I’m in chemotherapy. You’re a**holes”,’ she told Billboard.
‘I locked myself away until I was confident and comfortable again,’ she added.引用元:デイリー・メール紙電子版
治療のお陰で症状は回復に向かているものの、今でも時折体調が悪い時があるようだ。是非、一刻も早く完治出来ることを祈りたい。
セレーナ・ゴメス、ショービジネス界から引退する可能性が浮上
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米『OK!』誌にセレーナ・ゴメスの関係者が語ったインタビュー内容によると、「彼女は一見元気そうに見えるけど、内面はボロボロ。」だという。
「彼女はショービジネス界に蔓延る”偽善”と”背後からの攻撃”についてウンザリして泣いています。このアルバムが最後のアルバムになるでしょう。」
“She cries all the time thinking about all the hypocrisy and backstabbing that comes with the entertainment industry. This album will be her last.”
最新アルバム『Revival』は絶好調だが、このアルバムを生み出すことがいかに辛かったか、かつてセレーナは語っていた。
しかし、今回の「OK!」誌の報道により各メディアはセレーナが女優も引退してしまうのではないのだろうか?と心配する憶測をしている。
セレーナ曰く倒れる寸前だったという難病は予想以上にショーを続けることが厳しいのか、ディスやビーフ(抗争)が日常の米音楽界、そして全ての行動がパパラッチされるハリウッドの業界でスターでいることにとても疲れている印象だ。
しかし、引退説などただの外部からの憶測に過ぎないことを祈りたい。そして、まだまだセレーナ・ゴメスには様々な困難に打ち克ってショービジネス界で活躍してほしいと多くのファンが望んでいる。是非、今後のセレーナ・ゴメスの活躍を楽しみに期待したい。
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