逆再生(リバース・スピーチ)で現われた言葉が凄すぎる!科学か?超常現象か?
皆さんは「逆再生(Reverse Speech)」という言葉をご存知だろうか?
有名なポップソングや著名人の記者会見などの発言を「逆再生(Reverse Speech)」すると、隠された別の意味のメッセージや言葉が聞こえてくると言うものである。
幾つかの有名なポップソングの諸例は聞いてみたものの、オカルト、超常現象、都市伝説、陰謀論大好き人間の筆者でもさすがに胡散臭いしただの偶然だろうと一笑していたのだが、サイエンスライター水守啓(ケイ・ミズモリ)氏の記事をキッカケに逆再生の本当の実力を信じざる負えなくなってしまったのだ。
今日はそれらの中から、きゃりーぱみゅぱみゅの逆再生から競泳の富田選手、STAP細胞論文問題の小保方晴子氏の逆再生などなど盛り沢山で検証していきたい。ハッキリ言って凄すぎるぞ逆再生!
✞目次リスト
■「逆再生(Reverse Speech)」とは
Snap Via:humanitywinsilluminatilose.com
「Reverse Speech」とは、Wikipediaなどによると、1983年にオーストラリアのデイヴィッド・ジョン・オーツ(David John Oates)氏が最初に提唱したものであり、当時の音楽レコードをジャンルを問わず数百枚逆再生して聞いてみるとその約半数から意味を成す不可解なメッセージが発されていたのだと言う。
しかし未だリバース・スピーチは、疑似科学(Pseudoscience)と言われており、メインストリーム・アカデミーの世界では未だ認められていない学術分野であるとされている。
しかしながら、「逆再生(Reverse Speech)」は古くから米音楽業界やハリウッド映画の世界でも密かに利用されてきたと言われており、海外では、サイコセラピー(心理療法)や嘘発見器としての犯罪捜査、ビジネス交渉などにも利用されているのだという。巷でも密かな都市伝説として語り継がれているのは貴方も耳にしたことがあるかもしれない。
ハリウッドなどメディア産業の世界では、古くからサブリミナル効果と呼ばれる様々な手法によるものが、逆再生であったり、CMの間のコンマ一秒の映像などを挟むことで視聴者を無意識のうちに洗脳する目的を果たしてきたと言われていたりする。
またハリウッド映画では宇宙人語は少数民族の言葉を逆再生して作られているというし、沢山のハリウッド映画がこれまでに未来を予言して的中させてきた。
ロックの世界では1960年代後半に、世界で最もヒットしたバンドと呼ばれる「ビートルズ」は、ジョン・レノンとポール・マッカートニーの2人が作曲をしていたと知られる中で、実はバックマスキングと呼ばれる編集・録音技術を用いて、逆再生すると隠しメッセージが聞こえてくる曲の制作を運営サイドの組織の何者かが行ってきたという有名な話があるし、同じく歴史上偉大なイギリスのロック・バンド「レッド・ツェッペリン」の名曲『天国への階段(Stairway to Heaven)』で、逆再生すると悪魔崇拝とも受け取れるメッセージが幾つも明瞭に聞こえてきたのは有名な話である。
◇27クラブ:27歳で他界した世界的ミュージシャン達が結んだ悪魔の契約!?
オバマ大統領の有名な「Yes,We Can!」のセリフを逆再生すると、「Thank you Satan!(サンキュー・悪魔!)」と聞こえるらしく、ライター(筆者)には「Thank you Hussein !(サンキュー・フセイン!)」に聞こえるのだが。実は”フセイン”はバラク・フセイン・オバマ大統領のミドルネームでもあるのだ。また日本ではキャリー・パミュパミュの曲はかなり高い確率で逆再生によって恐ろしいメッセージが聞こえてくるなど数々の逸話が存在し、世界中のネット社会や都市伝説で密かに恐れられ、また楽しまれている分野である。
また後述で検証している水守啓(ケイ・ミズモリ)氏が発見した小保方晴子氏の記者会見の発言とその逆再生を例にとると、例えば小保方氏の「いつかの誰か」という発言を逆再生すると「私が悔しい」とハッキリ聞こえてくるのだが、あまりにもハッキリ聞こえすぎるので、「本当に該当部分の逆再生なのかな?」と疑問に思ったHOLLYWOODSNAPのライター(筆者)は、Adobe社の音楽編集ソフト[AuditionCC2015]のリバース機能で実際に逆再生してみると確かに「私が悔しい」と発音されているのを確認、しかし、筆者自身が何度自分の声で「いつかの誰か」と発声して同ソフトで録音して逆再生しても意味のなす言葉には聞こえなかった。
つまり、逆再生では語る言葉(セリフ)は同じであっても発声者により逆再生結果が異なることが判明した、これにより、発声者の本音が現れていると言えるかも知れない。もし気になる人がいれば、スマホアプリの逆再生ソフトで自分で検証してみて欲しい。(逆再生にハマった筆者がかなり探し回った結果、PCではWindows Playerのリバース機能が無くなって以降、逆再生できる信頼あるソフトがAdobe社の有料ソフトだけになってしまったようである。筆者のソフトはAdobe社のCreative Cloud 2015の年間契約でかなり高額な為、手軽なスマホアプリをオススメする。泣)
■きゃりーぱみゅぱみゅの逆再生がヤバイ
日本だけでなく海外でも絶大な人気を誇るアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅの逆再生は非常に有名だ。テレビでも取り上げられてロンブーの敦が検証していたりしたものだ。HOLLYWOODSNAPももっと海外で評価されて欲しいなぁと応援しているあまりにもポップ過ぎるアーティストのきゃりーぱみゅぱみゅは都市伝説・陰謀論とも深く関わりがあり、逆再生してみるととても怖いメッセージを発していると話題となっている。知っている人も知らなかった人も是非聞いて納得してほしい。
📺きゃりーぱみゅぱみゅ「PONPONPON」逆再生
聞こえてくるメッセージ:「死のう~♪死のう~♪死のう~♪」「死ね!」「世界も終わるし~♪・・・・・・・・・・時間もないし~♪」
これはかなり全部ハッキリ聞こえるので納得できるはず。とくに「死ね!」って言葉が途中途中で単発でハッキリ投下されてくるのが怖すぎる。ヒェー!きゃりー様!!
📺きゃりーぱみゅぱみゅの「CANDY CANDY」逆再生
https://www.youtube.com/watch?v=gvRdQ_vouZY
聞こえてくるメッセージ:「居~ない、居~ない、日本人、日本には♪」「足~りない、足~りない!」
■洋楽での事例まとめ
📺逆再生で分かる邪悪なメッセージ
■有名人の発言を逆再生で聞いてみると本音が明らかに!?
Snap Via:augureye.blogspot.com
この章ではライター(筆者)が感動した記事、オカルト・超常現象専門サイト「TOCANA」さんに掲載されたサイエンスライターでリバーススピーチ分析家の水守啓(ケイ・ミズモリ)氏の書いた記事の要点を皆さんと共有させてもらいたい。
1.オーストラリア元首相の「逆再生」
オーストラリアの元首相ボブ・ホーク氏の1987年の連邦選挙に勝利した際の記者の質問への回答。
「そうですね、数杯の紅茶を飲んで祝いますよ(Well, several cups of tea.)」
逆再生してみると…..
【Used to smoke the best marijuana(かつては極上のマリファナを吸ったものだ)】
2.ジョージ・W・ブッシュ前大統領の「逆再生」
2002年6月のスピーチ:「我々は多くの慢性疾患の予防・発見・治療に大きく前進 している。 これはアメリカにとって素晴らしいことだ。 心臓病、ガン、糖尿病の(医療)現場は良くなってきている 」
逆再生してみると…..
【See the bad nurse make disease(ダメな看護師が病気を作るのを見たまえ)】
3.橋下元大阪市長の逆再生
参議院選挙を前にした2013年6月3日の記者会見において、当時橋下市長は、沖縄の基地負担問題の軽減のために、八尾空港(大阪府)をオスプレイの訓練の場として提供する考えがあることを表明。橋下市長はある記者から、選挙に有利になるとは思えないが、 この時期にそのような発言を行うことに対して、
記者:「時期的な狙いってのはあるんですか?」と質問され、続いて
これに対して橋本氏は、「いや、ないですよ」ときっぱり否定した。
これを逆再生してみると……..
記者は「なぁ~んで、いきなり」という 率直な疑問を逆再生では発しており、
橋下市長は、「そりゃ、ある」と逆再生されており、「いや、ない」とは正反対の本音ぶちまけていたのである。
↓注:逆再生では逆になるので、橋本市長の声が先で、記者の声が後になっている。
引用元:発言を逆再生すると“無意識の声”が聞こえてくる!? 嘘発見器として犯罪捜査にも活用された「リバース・スピーチ」の謎
📻オバマ大統領の演説のリバース・スピーチ(英語)
■競泳日本代表:富田選手は無罪!?逆再生で本音が明らかに!?
この章も引き続きサイエンスライターでリバーススピーチ分析家の水守啓(ケイ・ミズモリ)氏の書いた記事の要点を皆さんと共有させてもらいたい。
韓国仁川(インチョン)でのアジア競技大会で競泳元日本代表の冨田尚弥選手が韓国人記者のカメラを盗んだとされる事件の記者会見の質疑応答を逆再生で分析した記事では衝撃の本心?が露呈した。どうやら逆再生によれば、富田選手は本当に無実のようであるのだ。
事件の概要を説明すると2014年9月25日の韓国仁川(インチョン)でのアジア競技大会で日本代表選手として参加した富田選手の部屋のバックから韓国人記者のカメラが発見された。出国停止処分を受けて富田選手は犯行を自供、防犯カメラでも富田選手らしき人影とされる人物がプールサイドの観客席からカメラを持ち去る非常に不鮮明な映像が公開され、9月29日、仁川地方検察庁は富田選手に対して、窃盗罪で罰金100万ウォン(約10万円)の略式手続処分とした。帰国後の11月6日、富田選手は名古屋市内で会見を開いて、何者かによってカメラをバッグに入れられてた、言葉が分からない上に、他の選手たちと一緒に帰国したければ、罪を認めるよう求められ、それに従ったという内容を話し、一転して盗んだ事実はないと無実を訴えた。
水守啓氏は富田選手の名古屋での11月6日の無実を訴える記者会見を逆再生にて分析している。
さて逆再生により富田選手の本音が出ていると水守啓氏が指摘する部分を紹介したい。
1.記者の質問:「なぜ、被害者の記者に対して罪を認める合意書にサインしたのか?」
冨田選手の回答:「僕はその文章をハッキリ見せられた訳ではなかったので」
冨田選手の回答を逆再生すると:「えっ、そんな内容、わからんうちに」
これは発言通りの富田選手の本心が逆再生によって暴かれたという分析ができるようである。
2.記者の質問:「韓国の警察にはめられたと思っているのか?」
冨田選手の回答:「その合意書というのは、韓国の警察が作った訳ではないので」
冨田選手の回答の逆再生:「ええ、胸張ります!」
これに関しては自分は潔白であることに関して胸を張れると本心から主張しているという分析が出来るようである。
3.富田選手の回答:
「次の日、みんなと同じ飛行機に乗れるからと言われて、認めたにもかかわらず、次の日に出国もできず」
冨田選手の回答の逆再生:
「表向き、えっ、それを楽しめるのに、飛行機一緒に乗ったんにみえるし」
そして、核心に迫る部分が凄すぎる。
4.富田選手の回答:「真実は違って、僕はやってないということを言いたいです」
富田選手の回答の逆再生:「とりあえず、僕にはカメラをとっていない。」
ライター(筆者)による検証実験
あまりにも出来過ぎな逆再生なのでライター(筆者)も手元のスマホアプリで「真実は違って、僕はやってないということを言いたいです」という部分を逆再生させてみると、全く同じ音声で「とりあえず、僕にはカメラをとってない。」と聞こえてきたのであるが、ライターが自分の声で富田選手の発音を真似て「真実は違って、僕はやってないということを言いたいです」と複数回繰り返し録音して逆再生をすると、「セーヤニ、オーゥルシュアウル、….ナガシアルル…」とロシア語のような謎の音声になってしまうだけだった。何度も言うが、同じスマホアプリで全く設定を変えずに何度富田選手と自分の声を録音して検証しても双方の結果は同じだったのだ。
ライターはこの記事を読んで数か月経つがそれ以来逆再生にハマりパソコンでもスマホでも逆再生できるようにしてあるが、富田選手の記者会見ほどしっかりとした主張が聞こえてくるのも珍しい現象だったのだ、それだけ富田選手の本心が逆再生には込められているのかも知れない。
リバーススピーチ分析家の水守啓氏の解説
リバーススピーチ分析家の水守啓氏は、「通常、このようなリバース・スピーチが現れる場合、発言者は無実である。」と結論付けた上で、本人が無意識で盗ってしまった可能性も否めないとしている。果たして真相はどうなのだろうか。
引用元:【カメラ窃盗】競泳・冨田選手は冤罪なのか? 「リバース・スピーチ(発言の逆再生)」で衝撃の結果が…!
■STAP細胞問題の小保方晴子氏の記者会見を逆再生で分析
この章でも引き続きサイエンスライターでリバーススピーチ分析家の水守啓(ケイ・ミズモリ)氏の書いたSTAP細胞論文のデータを改ざんしたとして糾弾された理研の小保方晴子氏の記者会見での質疑応答を逆再生で分析した記事の要点を皆さんと共有させて頂きたい。
事件騒動の要約としては、2014年1月に理化学研究所の小保方晴子博士、ハーバード大学医学部チャールズ・バカンティ教授、山梨大学の若山照彦らがES細胞やiPS細胞を上回る新たな万能細胞を共同で発見したとして、英大手科学誌「Nature(ネイチャー)」に論文2本が投稿され掲載された。しかし、その後、論文データの改造やSTAP細胞作製の再現実験が行われ”再現性”のない机上の空論としてその非難の矛先は小保方晴子氏に集中した。
そのような騒動の中で、STAP細胞論文の著者の一人で、小保方氏の上司にあたる理化学研究所の笹井芳樹副センター長は自殺するという悲しい結末に。
今回の記事では、日本の全国民が見守った2014年4月9日に行われた小保方晴子氏の記者会見を逆再生で分析している。
1.記者:「なぜ元の画像データではなく、パワーポイントから画像を持ってこられたのか?」
小保方氏:「ほんとにその時に元データをたどっていれば、[絶対にこのようなことにはならなかったので]」
小保方氏の回答の逆再生:「全部まとまったから、前のこんなの読む気なしです」
2.小保方氏: 「論文をまさに準備しようとしていたところだったんですけども」
この発言に対して、2つの意味のなす逆再生が確認されたようである。
小保方氏の回答の逆再生:「いかにも国家までも本務に繋がろうとだけ仕事をし」
小保方氏の回答の逆再生:「たとえビジネスの営業的な…」
3. 記者「STAP細胞が作製できることを証明するため、公開実験を行ったらどうか?」
小保方氏の回答:条件さえ整えられれば、ぜひやらせて欲しいという旨を回答。その回答の冒頭シーンのこの部分。
「実験というものはいつも一人でこっそりやっているものではないので」
小保方氏の回答の逆再生:「えっ、それはとても無理、(でも)やります!」
4.小保方氏が、論文に不備があっても研究の結果に影響はないことを、弁解したシーン
「何よりも実験は確実に行われており」
小保方氏の弁解の逆再生:「今、これからでもそれについて(発表シテイキ)」
5.小保方氏は、さまざまな落ち度がありながらも、STAP細胞がいつか誰かの役に立つと信じ、研究を続けてきたことを触れた際の「いつかの誰か」
小保方氏の発言の逆再生:「私が悔しい」
ライター(筆者)による検証実験
小保方氏の「いつかの誰か」を筆者のAdobe社の音楽編集ソフト[AuditionCC2015]のリバース機能で逆再生してみると確かに「私が悔しい」とこのまま発音されるが、筆者が何度も自分の声で「いつかの誰か」を小保方氏に真似たトーンで同ソフトで録音して逆再生しても「アーゲラドナスティッ」と謎の言語が発っされており意味のなす言葉には聞こえなかった。
つまり、逆再生では語る言葉は同じであっても発声者によりリバース結果が違い、発声者の本音が現れていると言えるかも知れない。
もし気になる人がいれば、スマホアプリの逆再生ソフトで自分で検証してみて欲しい。
リバーススピーチ分析家の水守啓氏の解説:
このように、リバース・スピーチを聞いてみると、小保方氏はSTAP細胞の存在を信じており、人を騙そうとした意図はまったくなかったことがわかる。さらに、小保方氏のズボラな性格だけでなく、組織に振り回された状況すら見えてくるのである。
引用元:小保方さんの“無意識のメッセージ”が聞こえた! 驚愕の逆再生「リバース・スピーチ」
関連:STAP細胞は奪われた。同じ理論のIMUSCS細胞をアメリカが発表、巨大利権による陰謀論が過熱
小保方晴子氏とSTAP細胞の筆者による見解
STAP細胞は動物の分化した細胞に弱酸性溶液に浸すなどの外的刺激(ストレス)を与えて再び分化する能力を獲得させたとされる細胞であり、要するに細胞の初期化、逆戻りと新たな再生を可能としたために、発表当初は再生医療に革新を起こし、人類に大きな希望を与えるものであったのだが、動物の発生初期段階である胚盤胞期の胚の一部の胚から作られるES細胞(胚性幹細胞)、ノーベル医学賞を受賞した京都大学の山中教授らの受精卵やES細胞を全く使用しない分化万能細胞であるiPS細胞よりも速く沢山の万能細胞が作り出せるとして大きな期待が向けられていた。
分化した細胞が逆戻りして胚にまで初期化して再び分化(各器官に)する能力とはつまり若返りを意味し、それは究極的には不老不死を可能にすると言われている夢の技術だ。切断された腕や脚がまた生えてくることも可能で、学生時代に細胞生物学を学んだことのある筆者もとても興味を持っていた分野だ。
笹井氏が亡くなったことで世界の再生医療が数年遅れたと評されることもあり、笹井氏の研究成果を待ち望んでいる再生医療を必要とする世界中の患者の人々、そして人類にとっての大きな損失となってしまったようだ。小保方氏はこのスピーチを分析した限りでは、若く美しく先頭に立つ人間として、今回の件では、良い面でも悪い面でも大きな流れの中で責任が集中してしまった印象を受けた。
ある一定のストレスを与え続けると細胞が突然変異してSTAP細胞に進化するという小保方氏の理論は、実生活における長期間の適度なストレス状態に耐えることが人間をある種の覚醒させて進化させるというそれなりに人間社会で実例を見聞きできる多くのストレスを抱えつつ生きる現代人にとって精神的に夢のある理論ともいえ、同時に医学的にも多くの人が救われる新しい万能細胞であったために、筆者としてもとても残念な結果だと思っている。
しかし、経済ランキングで有名なフォーブス(Forbes)誌の元アジア太平洋支局長のベンジャミン・フルフォード氏は「STAP細胞は存在したが、人が病気にならなければ薬が売れない現代社会の闇である利権を操る巨大製薬会社の陰謀により揉み消された。」とTV番組「バズーカ」で話していた。ベンジャミン・フルフォード氏曰く、1年に1度くらい人が若返る画期的な論文がネイチャー誌に発表されるが、「これは人には応用されない。」などとしてすぐに消えていく現象を長年にわたり見てきたと言う。そこには如何なる力が働いているのだろうか?
今日ご紹介した著名人の音声の逆再生を研究しているサイエンスライターでリバース・スピーチ分析家の水守啓(ケイ・ミズモリ)氏のホームページはコチラ
■逆再生は超常現象or科学?「科学的」に盲目な現代人
Snap Via:stazioneceleste.it/span>
そもそもメインストリーム・サイエンスの世界ではまだ学問として認められていないという「逆再生(Reverse Speech)」であるが、海外では犯罪捜査に既に利用されていると言う。最近になって火星に人口建造物や人らしき写真、また過去の火星は地球に酷似して知的生命体が存在した、UFOは存在する、などとアメリカ航空宇宙局(NASA)の科学者が発言するようになったために、宇宙人やUFOに関してはいささか”科学的”と言えるようになってきたようだ。
本来アカデミックな世界で”科学的”として認められるには、実験を行ったデータを集め、査読された論文を科学の世界において絶対的権力を持つと言われる大手科学誌「Nature(ネイチャー)」「Science(サイエンス)」「Cell(セル)」などに投稿し、審査の上で掲載されて広く世間に認められる必要があるのだが、そこでネックとなるのは、”再現性”がある実験結果なのか”ということである。またこれらが学会でなく私企業の出版社である点で、商業的な思惑が完全に排除し切れていると言いきれない点が現代の科学界の問題点、パラドックスであると言えるだろう。
つまり例えば、ある大企業や複合体が「ワインは体にいい。」という実験結果を得たければそう導かれるような実験データと論文をスポンサーとなって研究資金提供している大学教授や雇い入れている科学者に作らせることは捏造では無くても誘導的な流れの中で可能となってくる。また、こうした科学の基礎研究への国からの助成金が少ない現状では、大学教授や科学者達もこういった大企業に就職するか、または大企業からのスポンサー資金が得られなければその地位を存続し高めていくこと、生活していくこと自体が難しい現状が度々指摘されているのである。このようにして天才的頭脳を持つ選りすぐりの科学者達は人類の未来のための基礎研究よりもすぐに利益が出る商用利用の為の科学、一般の雑誌や健康食品や化粧品のCMやパッケージで「科学的には~」「最新の●●●●●大学の研究によると~」と語られるソースの為の再現性の極めて低い見せかけの科学に没頭しなければならないと言うパラドックスが存在している。しかし、初めに結果ありきの科学には”再現性”が伴わなっていない全くの虚構であるケースがほとんどなのである。
本来、神聖にして高潔かつ不可侵であるべき科学。それを司る科学者が研究資金を求めて商業利用されているようでは、科学立国であるこの国の、そして人類の未来が危ぶまれるのである。
“再現性がある実験結果なのか”という点では、本来なら論文が投稿される前の段階、そして世に権威ある大手科学誌でも編集チームが責任を持って査読と検証を繰り返し、再現実験を第三者機関で行ってから掲載すべきであるが、雑誌として常に最新である為に論文の掲載本数の確保と、論文としての論理の整合性、完全性を追うばかりで肝心の”再現性”の確認がされていない状態が存在するのではないだろうか?さて、そのような紙面の科学、机上の科学、思惑と結果ありきの科学には、そこに公平条件に基づく比較対象実験が本当に行われているのかを審査する第三者機関が機能していないのは至極当然のことである。「科学的には~」という水戸黄門様の切り札である印籠のような魔法のフレーズで人々を信じ込ませる為の科学が世に独り歩きしそれを疑いもなくハハーッと頷いてしまう嘘を嘘と見抜けない心の閉ざされたロボット人間が量産されていくその先にはどのような未来がまっているのだろうか?人々を管理する立場としては人々がこのように権威に対して何の疑いも持たないブラインドマインドであれば非常に都合が良いのである。
このような現象を端的に表していることの代表例を挙げてみよう。それは昼のワイドショーである。「リンゴを食べると血糖値が下がる。」と特集した次の日には「ピーマンが高血圧に効く。」と特集、その次の日には「人間は1日に30品目以上食べないと健康になれない。」と宣伝してみたり、「紅茶は体にいい。」「コーヒーは癌の発生率を下げる。」と毎日飽きずに特集しており、その日の夕方のスーパーはどこもその食品が品薄状態になってしまう有名な現象である。つまり、科学が、実はゴシップTVと全く同じレベルに成り下がっており、宣伝の為に疑似科学が利用されているのだ。そこにある共通点はその宣伝(実験結果や研究)を必要とする企業(TVや雑誌のスポンサー)や業界の思惑が存在している。「コーヒーが体に悪い。」という検証実験は、めったに、いや決して行われないのである。
つまり、いかに素晴らしく理路整然とした宣伝の為のキャッチコピーを並べたとしても、そこに”再現性”が伴わなければ科学として実用化して人々の生活に利用することは出来ないのだ。「科学的には~」、「最新の研究によると~」という水戸黄門様の印籠が出てきた時点で何の疑いもなく情報源を確認もせずにハナから信じてしまうようではいけない時代に突入しているのではないだろうか?貴方は何を信じて生きますか?必ず自分自身で情報を精査していく習慣を身に付けることが生き抜くために必要になってきているのではないだろうか。
この記事を最後までお読み頂いた皆さんもスマホの逆再生アプリや、曲や長い記者会見の検証では、PCでAdobe社のソフトなどで「逆再生(Reverse Speech)」で面白いメッセージを探してHOLLYWOODSNAPに教えて頂けないだろうか。今に世界中の人がスマホで即座に逆再生を検証するようになり嘘がつけない世の中になる日も近いかもしれない。
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